岩船大祭 2014  岩船大祭×若連中 コラボ企画 Special Contents 岩船時間別刊「特集 岩船大祭2014」

特集 岩船大祭

秋空に響く囃子の音色と木遣唄。伝統を受け継ぐ勇壮かつ絢爛豪華な九台のおしゃぎりが岩船の町を練り歩く

岩船大祭2014 岩船大祭2014 岩船大祭2014

祭礼を終えて・・・

平成26年度 岩船大祭を終えて

平成26年度 若連中運営委員会 委員長
屠龍会 会長 西盛 崇義

 今年は全町内ひとつになって「終了時間を例年より早く!!」を目標に屋台を運行しました。皆様のおかげで日中〜岸見寺公民館付近までは、ほぼスムーズに運行出来た事に感謝いたします。しかし、浜回り〜各町内当宿到着時刻になると例年と変わらない結果となってしまい、運営委員長であった私の力不足を痛感いたしました。これは来年の運営委員会のメンバーにリベンジを期待したいと思います。とにかく無事故で大祭を終えれた事が最高でした。

ご協力ありがとうございました。

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岩船大祭

岩船大祭は石船神社の御祭礼です。
毎年10月18日(宵宮)、19日(本祭)の両日にわたって岩船の町をあげて行われるお祭りです。
航海の安全と大漁、町の繁栄を祈願する港町「岩船」にふさわしく他に例を見ない勇壮で活気に溢れます。
10月19日の本祭には、神輿とともに「おしゃぎり」と呼ばれる九台の屋台が早朝から深夜まで男衆の手によって町中を練り歩きます。

祭礼行列の先頭となるのは「お舟様」と称される朱塗りの船を乗せた岸見寺町のおしゃぎりです。
この「お舟様」は祭礼のシンボルとして篤く敬われています。

この「お舟様」を先頭に列をなす九台のおしゃぎりは、漆、彫刻、金箔が施された見事なまでの豪華絢爛かつ勇壮なもので、おしゃぎり自体の価値も非常に高く、貴重な祭礼であると云えられています。

今年のポスターを飾っている惣新町のおしゃぎりも嘉永7年(1886年)に制作された大変歴史のあるおしゃぎりです。
惣新町は縦新町、中新町、新田町の三町内合同であり、その大きさも随一を誇ります。またお囃子も「聞くは新町」と言われ笛と鼓によるお囃子も素晴らしいものです。 そして惣新町といえば桜吹雪。曳行中も時折、桜が舞い、いっそう盛り上げてくれます。

今年のお祭りの曳行は下番で執り行われるため、岸見町(お舟様)、地蔵町(諏訪大神)、下大町(外法様)、下浜町(恵比須様)、上大町(大黒様)、上町(お神酒錫)、上浜町(武内宿禰)、惣新町(花傘)、横新町(白駒)の順番となります。

近年は若連中により「イベント」と呼ばれるおしゃぎりとおしゃぎりのお囃子の掛け合いや、撒き物などもあり非常に見どころ満載です。

岩船大祭は昭和63年に新潟県無形民俗文化財に指定されました。

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若連中代表の声

伝統ある頭取の法被の重みを感じています。若連中、町内とが一つになり楽しい祭り、安全な祭りを心掛け頑張りたいと思います。

今年の地蔵町若連中の頭取という大役を務めさせて頂く事にあたり不安な部分もありますが、若連中・町内からの力をかりて、ケガ ・事故の無いよう無事に今年の大祭を終える事に努める事と、自分自身いい大祭が出来る様に楽しみたいです。

伝統ある岩船大祭に今年は篤信会会長という大役を務めさせていただき光栄に思っています。
無事に祭りが終わり、今年もいい祭りだったと言える様に会員みんなでがんばりたいと思います。

伝統ある濱若会長という大役を務めさせていただき光栄であり、責任を感じています。
今年は運営委員の方でも副委員長ということで精一杯頑張りたいと思います。
やっぱり最後には、いい祭りだったと言ってもらえるよう務め上げたいです。

1999年の春 岩船に来て大若に入会し、15年目の今年 会長という大役を受けさせていただきました。
岩船に来てからの15年間 町内外を問わずたくさんんの友達に恵まれ、たくさんの仲間が出来ました。

今年 私が大役を引き受ける事が出来るのは諸先輩方や友人たち 仲間たちのおかげです。
みなさん 本当に ありがとう!!
事故の無いよう 安全に努め 楽しい岩船大祭になるようにガンバリマス!!!

本年度、伝統ある一番組組長を務めさせて頂くにあたり、大変身の引き締まる思いです。
組員全員が一致結束し、安全に、明るくこの祭りを務めあげる事と共に、我が組曳行のクライマックスである惣新町との「あんりょうがけ」を天高く秋の夜空に響かせたいと思います。

若連中運営委員長&屠龍會会長を務めさせて頂きます。
岩船大祭に関係するすべての人が、「いい祭りだった」と1人でも多く感じる事が出来れば幸いです。

総新町若連中(縦新町・中新町・新田町)は、三町内の組長を一本化し初代の組長を務めさせて頂くことになり、大変光栄であります。
我々、総若は、一致団結し伝統ある岩船大祭を盛り上げていけるよう頑張りたいと思います。
また、豪華絢爛なる九町内のおしゃぎり巡行による時代絵巻も見応え有りますが、総若の今年のイベントとして、岸若・濱若・一番組・誠友会のおしゃぎりとの木遣り、もみだし、帰り囃子、あんりょうがけを予定しており見所の一つとなっておりますので、是非ともご覧になってください。

本年も歴史と伝統のある岩船大祭を迎える事が出来る事と、ここまで誠友会と町内の皆様に支えられてきた事に感謝しております。まずは安全第一でおしゃぎりを曳行する事と、楽しく感動的な良いお祭りが出来る様に頑張りたいと思います。
見どころは夕方縦新町通りでの惣新町とのかけあいと、夜0時頃とも山神事へ向かう前の岸見寺お舟様と白駒の再会です。


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おしゃぎり

岸見寺町 地蔵町 下大町
岸見寺町のおしゃぎり 地蔵町のおしゃぎり 下大町のおしゃぎり
製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
明治29年(1886)
斎藤予斎(岩船)
二層二輪造り
明神丸

岸若(岸見寺町若連中)
岩船岸見寺町区長

製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
大正2年(1913)
島田戈一郎
二層二輪造り
諏訪大神
緞帳
地若(地蔵町若連中)
岩船地蔵町区長

製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
天保13年(1842)
布施平七(町内)
二層二輪造り
福禄寿
二見ヶ浦の日の出と海老
篤信会(下大町若連中)
岩船下大町区長
下浜町 上大町 上町
下濱町のおしゃぎり 上大町のおしゃぎり 上町のおしゃぎり
製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
享和元年(1801)
後藤武兵衛(山北)
二層二輪造り
恵比須
雲と麒麟
濱若(下濱町若連中)
岩船下濱町区長
製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
安政4年(1857)
美濃源吉(町内)
二層二輪造り
大黒天
鶴と亀
大若(上大町若連中)
岩船上大町区長

製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
明治34年(1901)
斎藤寅吉(岩船)
二層二輪造り
お神酒錫
鷹と龍
一番組(上町若連中)
岩船上町区長
上浜町 惣新町 横新町
上濱町のおしゃぎり 惣新町のおしゃぎり 横新町のおしゃぎり
製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
文政12年(1830)
山脇長兵衛(村上)
二層二輪造り
武内宿禰
宝珠と双龍
屠龍会(上濱町若連中)
岩船上濱町区長
製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
嘉永7年(1886)
不明
二層二輪造り
花傘
鯉の滝登り
惣若(惣新町若連中)
岩船縦新町区長
岩船中新町区長
岩船新田町区長

製作年
製作者
構 造
お飾り
見送り
曳航団体
管理者
昭和62年(1987)
細野実(村上)
二層二輪造り
御神馬

誠友会(横新町若連中)
岩船横新町区長

(C)岩船まつり運営委員会

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交通規制のご案内

岩船大祭交通案内図(PDF) 10月19日の岩船大祭当日は、岩船地区内は大型車両通行止めとなります。
一般車両も交通規制となる場合がありますので、係員・交通誘導員の指示または標識に従って下さい。



交通規制案内図(PDF)を見る

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イベントのご案内

岩船大祭イベント一覧(pdf) 岩船大祭当日の各町内のおしゃぎり、若連中による催し物です。
非常に盛り上がる催しものですので是非ご観覧ください。
尚、時間はあくまでも目安であり、運行状況などにより前後することがありますのでご了承ください。


イベント内容に付きましては9/25現在の予定でありますので、それ以降に変更・追加内容等ある場合がございますので、詳細に付きましては、各町内(若連中)にご確認願います。

岩船大祭イベント一覧表(PDF)を見る

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各町内の屋台宿(当宿)は以下の通りです。(敬略称)

岸見寺町松本 正上町11組
地蔵町鈴木 吉雄上濱町小田 重人
下大町阿部 広惣新町伴田 正三郎
下濱町大徳 正義横新町町内
上大町陣谷 良造  

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